☆衣服をハンガーにかける前に☆
- 着用後、襟・脇の部分の汗を濡れタオルでトントンとたたき、その後陰干しをすれば、汗での変色は防げます。
☆衣服をおしまいになるときは☆
- 一度ビニール袋から出して、陰干しをしてください。風合いが保てます。
- ビニール包装は、カビ等の原因になる場合があります。袋から出して保管をしてください。
☆その他☆
- シルクやレーヨン生地(濃色)は、水に濡れるとシミになることがあるので、雨の日は避けた方が吉!
- パーマ液・香水・整髪料・制汗剤などは、化学反応により衣類の変色を引き起こすことがあります。
☆スポンジタワシとフェイクレザーファッションの関係?☆
合成皮革製品はクリーニングの後の保管に十分に注意して、なるべく長持ちするような配慮が必要です。
合成皮革製品の表面は、ほとんどポリウレタン樹脂というものでできています。身近なものでは、台所で使うスポンジタワシが、このポリウレタン樹脂100%製品です。スポンジタワシは、3ヶ月程度使っていると徐々にもろくなり、しまいにはボロボロになってしまいます。これは、加水分解という性質があるためで、湿気を吸い込んで樹脂が分解してしまうからです。
ポリウレタン樹脂製品は、一般に3年程度着用すると分解が目立つようになるとされています。必ずポリ袋から取り出し、湿気に気をつけて保管しましょう。
☆黒いコートのホコリ対策☆
- 静電気防止スプレーをかける。(裏地にも)
- 衣類は様々な種類の素材からできていますが、素材によって、プラスの電気を帯びやすいものとマイナスの電気を帯びやすいものとがあります。プラスの電気を帯びやすい素材とマイナスの電気を帯びやすい素材がこすれあった時、静電気が発生しやすくなります。
- プラスとプラス、マイナスとマイナスのように、同じ性質の電気を帯電する素材なら、こすれあっても静電気は発生しにくいです。
- もともと帯電しにくい綿や麻などの素材は、こすれあっても静電気は発生しません。